<東証>サントリBFが一時2%超高 「HD社長に新浪氏」
一族経営のサントリーさんが、外部からトップを招聘するというニュースは驚きました。海外市場を本気で攻めるという意志なのだと思います。
日本の流通に関わる企業は、海外展開が絶対的に必要なのでしょう。
現時点ではまだまだ早いが、5年・10年のスパンでは、弊社のような中小ベンチャーも考える必要があるのだと思います。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕~
続伸。一時前日比95円(2.5%)高の3945円まで上昇した。24日付の日本経済新聞朝刊が「サントリーホールディングス(HD)はローソンの新浪剛史会長を10月1日付で社長に招く人事を固めた」と報じた。サントリーHDの経営トップに創業者一族以外が就任するのは初めて。外部人材の登用によるグローバル化の加速を期待した買いが、傘下で清涼飲料を手がけるサントリBFに入っている。
サントリーの新社長となる新浪氏はローソンで12年間社長を務め、海外展開の進展などで11期連続営業増益を実現した。佐治信忠会長兼社長は代表権のある会長に専念する。サントリーHDは米蒸留酒大手ビームを5月に買収するなど、海外展開を急いでいる。
SBI証券の藤本誠之シニアマーケットアナリストは「外部からの新浪氏の起用は既存の利害にとらわれずに大胆に世界展開を進めることが期待できる」と評価。一方で「外部登用ということで業績が悪化したときには社内で摩擦が生まれる可能性もある」と指摘している。